2月1日より劇場波乗亭で「読まれ、演じられ、踊られる物語」という副題を持つ組曲、ストラヴィンスキー作曲の『兵士の物語』を上演いたします。
舞台はロシア、ある兵士が休暇をとり故郷に帰る途中で悪魔に出会うところから辿る運命を描きます。「一つの幸せが、幸せのすべて…。」簡潔なストーリーでありながら「幸福」「富」とは何か、大切なメッセージが隠された名作です。
音楽、語り、踊りが密接に絡み合う本作品は波乗亭として意欲的な公演となります。今回はトロンボーン奏者の相澤卓人さんと、打楽器奏者の黒田菜々花さんに、作品の見所や意気込みをインタビューしました。また、淡路島を目いっぱい楽しむために出演者からおすすめの観劇コースもご紹介いたします♪
≪プロフィール≫
東邦音楽大学卒業。
トロンボーンプレイヤーとして活動中。
Camille Enterprise所属。淡路島 音楽島メンバー。
亀有 パフォーマンスパーク ライセンス認証パフォーマー。
2019年 紅白歌合戦にてRADWIMPSのサポートで出演。
ザ・パーク CM バックバンド(トロンボーン)役で出演。
-淡路島での活動を教えてください。
淡路島での活動を始めて1年ちょっとで、月の半分ほどは関東での活動も続けていて二拠点での生活を送っています。淡路島では普段飲食店舗でのBGM演奏や劇場でのコンサートやライブに出演しています。お客様と時間をかけてやり取りできるところがここで働くうえで一番魅力的に感じている部分です。
-今回、「兵士の物語」に出演するにあたり、どんな気持ちですか?
今まで何度か演奏したことはあった曲なのですが、指揮者なしでの演奏は初めてのため、演奏者同士でたくさん話し合って作り上げたアンサンブルをぜひ注目してご覧いただきたいと思っています。
-この公演のみどころは?
私は音楽家として一番意識していることは、誰かの真似やコピーではなく「自分らしさ」を表現することです。兵士の物語はクラシック音楽かつ、アンサンブルのために調和が必要ですが、トロンボーンがメロディを奏でる部分では自分なりの音色を追及しているのでお客様に伝わるととても嬉しいです!
相澤卓人のおすすめコース
クラフトサーカスでのランチをお楽しみいただいてから公演へお越しいただくのがお勧めです!(クラフトサーカスから会場の青海波への無料シャトルバスが走っています)
中でもおすすめは、クラフトサーカス内「海王市場」の海鮮丼です♪
淡路島のお土産もたくさん売っているので公演の前後でぜひお立ち寄りくださいね。
クラフトサーカス公式HPは《こちら》
≪プロフィール≫
兵庫県出身。東京音楽大学器楽専攻打楽器卒業。
第3回日本国際音楽コンペティション第3位受賞、その他受賞多数。
これまでに打楽器を神谷百子、久保昌一、西久保友広、野中美千代、山中佑起子の各氏に師事。2022年と2024年に自身のマリンバリサイタルを開催。ソロ活動だけでなく、オーケストラや後進の育成などさまざまな活動を行う。現在は、音楽島 Music Islandプロジェクトに参加し、淡路島でレストラン演奏や劇場公演など幅広い音楽活動を展開中。
-淡路島での活動を教えてください。
農家レストラン「陽燦燦」でマリンバという楽器をよく演奏しています。
ただ淡路島での活動の楽しさは、場所やイベントごとにたくさんの楽器に挑戦できることです!マリンバと同じく鍵盤楽器のビブラフォンでジャズアレンジの曲をほかの楽器と演奏することもありますし、クラシックのアンサンブルでスネアドラムやシンバルでリズムを支え華を添えたり、今回の兵士の物語のように大きな音の出る太鼓で物語を表現することもあります。
-今回、「兵士の物語」に出演するにあたり、どんな意気込みですか?
今回は指揮者なしでの上演ということで、打楽器はテンポを司る大きな役割を担っていると思います。演奏者のみんなを包み込めるような演奏ができるよう、気合い充分で取り組みます!
-ずばり、この公演のみどころは?
「兵士の物語」の打楽器の楽譜は、他の曲と比べると使うバチの指定が多く、左右で違うバチを使いこなしながら演奏しています。それだけ音色による効果を考えて作られた作品ということなので、ぜひ注意して聴いてみてください。
そして何より、最後の曲のラストにある打楽器のソロが一番の見どころです。渾身の演奏で、観終わった後に感動の余韻が残せるよう頑張ります!
黒田菜々花のおすすめコース
海も山も堪能できる豪華コースをご紹介します。
ランチは劇場の目と鼻の先にある「淡路シェフガーテン」!
淡路シェフガーデン公式HPは《こちら》
公演を観劇後、甘いものが食べたい、という方は私がよく働いている農家レストラン「陽燦燦」でいちごフェアを行っており、イチゴパフェやタルトは絶品です♪
農家レストラン 陽燦燦の公式HPは《こちら》
全国から淡路島に集った音楽家の方々が仕事と音楽活動のダブルキャリアを実践しお互いに協働・協奏することで音楽を通じた地方創生を目指す場所。それが『音楽島 -Music Island-』です。
ダブルキャリアで安心して働きながら音楽活動に取り組める環境を提供するほか全国各地から夢と志を持つ音楽家の方々が自然溢れる豊かな環境に集いコミュニティでの活動を通じて地域に貢献する新しい生き方・働き方を提案します。
音楽島HPは《こちら》
あらすじ
「読まれ、演じられ、踊られる物語」という副題を持つ組曲、ストラヴィンスキー作曲の『兵士の物語』。
舞台はロシア、ある兵士が休暇をとり故郷に帰る途中で悪魔に出会うところから辿る運命を描きます。「一つの幸せが、幸せのすべて…。」簡潔なストーリーでありながら「幸福」「富」とは何か、大切なメッセージが隠された名作です。
「兵士の物語」が初演された1918年は世界的にスペイン風邪が流行していたり、戦争の影響で経済的に困窮していた影響で、小編成で実現できるよう作られています。淡路島で活動する「音楽島-Music Island-」メンバーによる7人編成の本格的なアンサンブル、ダンス、そして劇団四季出身のミュージカル俳優・坂元健児による臨場感あふれる語りの融合を、ぜひお楽しみください。
日程
2025年 2月
1日(土)、 2日(日)、8日(土)、9日(日)、11日(火祝)
各回14時00分 開演(13時30分 開場)
※約60分予定
出演者
坂元健児(語り)
大澤珠美(ヴァイオリン)
ロバート・ウイドロウスキ(コントラバス)
増田華(クラリネット)
高島翔大(ファゴット)
肥後徹士(トランペット)
相澤卓人(トロンボーン)
黒田菜々花(打楽器)
エレーナ・グラドコフスカヤ(ダンス)
倉智太朗(ダンス)
横田爽磨(ダンス)
石坂光(王女)
一般 4,000円
中高生 2,000円
小学生以下 無料
※公演中に一時ご退席をお願いする場合がございます。予めご了承ください。
icanca会員の方、各種クーポンをお持ちの方は以下よりご予約ください。
ご観劇後、併設する洋食レストラン「海の舎」でケーキセット(ドリンク付き)を楽しみながら、元劇団四季の坂元健児さんの歌声を楽しみ、さらには公演の裏話などのトークショーもお楽しみいただけます。
日程
2025年 2月1日(土)
時間
音楽劇「兵士の物語」14:00~15:00(予定)
カフェタイムライブ 15:30~17:00(予定)
料金
一般5,000円 中高生3,000円
(公演チケットとケーキセット料金含む)
※ケーキの種類はお選びいただけません
以下よりご予約ください
■洋食・海の舎
①公演(通常4,000円)+欧風浪漫コース(5,500円)
⇒セットプラン 8,500円
※食事代・公演チケット代を含む
ご予約は<こちら>
海の舎の予約サイトTable Checkにジャンプします
➁公演(通常4,000円)+クラシック山海コース(6,500円)
⇒セットプラン 9,500円
※食事代・公演チケット代を含む
ご予約は<こちら>
海の舎の予約サイトTable Checkにジャンプします
■和食・青の舎
③公演(通常4,000円)+青の舎御膳(6,500円)
⇒セットプラン 9,500円
※食事代・公演チケット代を含む
ご予約は<こちら>
青の舎の予約サイトTable Checkにジャンプします
青海波-SEIKAIHA-
〒656-1723 兵庫県淡路市野島大川70
TEL:0799-70-9020
[お車]神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICより約10分、北淡ICより約15分
[高速バス]神姫バス・北淡路西海岸ライン「野島大川(青海波前)」にて下車、徒歩3分
(各線三ノ宮駅より約55分、JR舞子駅より約25分)
[高速船]各線明石駅から淡路ジェノバライン乗船、岩屋港のりばよりシャトルバスで約20分
別ページ<公共交通機関で劇場波乗亭に行こう!>