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波乗亭
2025.01.05

【淡路島】演劇で文化創造 兵士の物語 坂元健児

2月1日より劇場波乗亭で「読まれ、演じられ、踊られる物語」という副題を持つ組曲、ストラヴィンスキー作曲の『兵士の物語』を上演いたいます。
舞台はロシア、ある兵士が休暇をとり故郷に帰る途中で悪魔に出会うところから辿る運命を描きます。「一つの幸せが、幸せのすべて…。」簡潔なストーリーでありながら「幸福」「富」とは何か、大切なメッセージが隠された名作です。
音楽、語り、踊りが密接に絡み合う本作品は波乗亭として意欲的な公演となります。今回は語りを務めるライオンキング、初代シンバ役の坂元健児さんにインタビューしました。

-ミュージカル俳優の道を進まれたきっかけを教えてください

学生時代、体操をやっていて、その頃から何か体で表現する仕事がやりたいと思っていました。高校生の時に何気に見ていたテレビでミュージカルを知りました。それまで歌もダンスもお芝居もやったことがなかった僕が、なぜかその時これなら出来る!と勘違いして、そのままその世界へ。しっかりゼロから頑張りました。

-舞台に出る時に意識していることや坂元さんが演じる上で大切にしていることについて教えて頂けますか?

台本は稽古の中で身体に染み込ませ、本番は、文字を捨ててその場で生きるよう心掛けています。あと、自分勝手に用意した余計な荷物を背負わないように!
役の人柄を出来るだけ具体的に捉えてリアルに感じること。中身のない表面だけの芝居は絶対にしたくないです。中が空っぽの箱に、ただ綺麗なリボンを結んだりカラフルな花で飾り付ける事ばかり考えて「出来たような気」になることだけは絶対にしたくないですね。
これが非常に大切だと思っています。

-一つ一つのお答えにプロフェッショナルとして向き合う姿勢、そして熱量をひしひしと感じています。そんな坂元さんが影響を受けた作品、そして舞台人としての原動力についてお聞かせ頂けますか?

「ミス・サイゴン」ですね。初めて生で観たミュージカルでオーバーチュアのオーケストラの演奏に圧倒され、パフォーマンスに度肝を抜かれ、終わった時はしばらく席を立つことが出来ませんでした。いつかこの舞台に立てる俳優になりたい!という目標になった作品です。
原動力は演じる事が大好きだという気持ちです。日本人も外国人も動物も昆虫も演らせていただきました。どれも楽しんで演じています。

-最後に、淡路島で活動するにあたって坂元さんが感じる魅力を教えて頂けますか?

昔から海沿いを運転するのが好きで、関東では、よく江の島までドライブして楽しんでいました。淡路島はほとんど、どこに行くにも海沿い。こんな夢のような場所があったのかといつも思っています。海を眺めながらビールを飲んでいる僕は幸せだなぁ~と、ちょくちょく加山雄三になっています。暇さえあれば水平線を眺めているからかわからないが、少し視力が上がった気がします。
僕の第二の故郷となりつつある淡路島。前までは「アワジシマ」とフルネームで呼んでいましたが、最近はすっかり「アワジ」と、身内の呼び方になりました。このアワジで、演劇、音楽、芸術など盛り上げていきながら、思いっきり楽しみたいと思っています。
国生みの島淡路は新しい僕の夢も生んでくれました。淡路に感謝です!!

新しい夢、も気になりますが、それはまた別の機会にインタビューさせて頂きましょう。音楽、語り、踊りが一体となった兵士の物語。どのような舞台になるか、今から楽しみですね!ぜひ、淡路島の劇場「波乗亭」でお楽しみください。

《音楽劇》兵士の物語

あらすじ
「読まれ、演じられ、踊られる物語」という副題を持つ組曲、ストラヴィンスキー作曲の『兵士の物語』。
舞台はロシア、ある兵士が休暇をとり故郷に帰る途中で悪魔に出会うところから辿る運命を描きます。「一つの幸せが、幸せのすべて…。」簡潔なストーリーでありながら「幸福」「富」とは何か、大切なメッセージが隠された名作です。


「兵士の物語」が初演された1918年は世界的にスペイン風邪が流行していたり、戦争の影響で経済的に困窮していた影響で、小編成で実現できるよう作られています。淡路島で活動する「音楽島-Music Island-」メンバーによる7人編成の本格的なアンサンブル、ダンス、そして劇団四季出身のミュージカル俳優・坂元健児による臨場感あふれる語りの融合を、ぜひお楽しみください。

日程
2025年 2月
1日(土)、 2日(日)、8日(土)、9日(日)、11日(火祝)
各回14時00分 開演(13時30分 開場)

出演者

坂元健児(語り)
大澤珠美(ヴァイオリン) 
ロバート・ウイドロウスキ(コントラバス) 
増田華(クラリネット) 
高島翔大(ファゴット) 
肥後徹士(トランペット) 
相澤卓人(トロンボーン) 
黒田菜々花(打楽器)
エレーナ・グラドコフスカヤ(ダンス)
倉智太朗(ダンス)
横田爽磨(ダンス)
石坂光(王女)

※約60分予定

一般    4,000円
中高生   2,000円

小学生以下 無料
※公演中に一時ご退席をお願いする場合がございます。予めご了承ください。


icanca会員の方、各種クーポンをお持ちの方は以下よりご予約ください。


ご観劇後、併設する洋食レストラン「海の舎」でケーキセット(ドリンク付き)を楽しみながら、元劇団四季の坂元健児さんの歌声を楽しみ、さらには公演の裏話などのトークショーもお楽しみいただけます。

日程
2025年 2月1日(土)
時間
音楽劇「兵士の物語」14:00~15:00(予定)
   カフェタイムライブ 15:30~17:00(予定)

料金
一般5,000円 中高生3,000円
  (公演チケットとケーキセット料金含む)
   ※ケーキの種類はお選びいただけません

以下よりご予約ください



 

 
■洋食・海の舎
①公演(通常4,000円)+欧風浪漫コース(5,500円)
 ⇒セットプラン 8,500円
  ※食事代・公演チケット代を含む

 ご予約は<こちら
 海の舎の予約サイトTable Checkにジャンプします


➁公演(通常4,000円)+クラシック山海コース(6,500円)
 ⇒セットプラン 9,500円
  ※食事代・公演チケット代を含む

 ご予約は<ちら
 海の舎の予約サイトTable Checkにジャンプします


■和食・青の舎
③公演(通常4,000円)+青の舎御膳(6,500円)
 ⇒セットプラン 9,500円
  ※食事代・公演チケット代を含む

 ご予約は<こちら
 青の舎の予約サイトTable Checkにジャンプします


 



 
青海波 劇場 波乗亭(なみのりてい)
〒656-1723 兵庫県淡路市野島大川70
TEL:0799-70-9020
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[お車]神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICより約10分、北淡ICより約15分
【ご注意】駐車場が込み合う可能性がございます。お時間には十分余裕を持ってお越しくださいませ。臨時駐車場については<こちら

[高速バス]神姫バス・北淡路西海岸ライン「野島大川(青海波前)」にて下車、徒歩3分
      (各線三ノ宮駅より約55分、JR舞子駅より約25分)
[高速船]各線明石駅から淡路ジェノバライン乗船、岩屋港のりばよりシャトルバスで約20分

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