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波乗亭
2025.04.06

何度でも楽しめる!『舞い踊る郷の響き』心をつかむ始まりの3曲をご紹介

日本各地の自然、歴史、そしてそこに生きた人々の記憶。それらを音楽と舞で鮮やかに描き出す舞台『舞い踊る郷の響き』___

舞台では、最初の数分で「これはいいぞ!」となる瞬間がありますよね。
『舞い踊る郷の響き』もまさにそんな作品。はじまりから、グッと心をつかまれます。
今回は、その“はじまりの3曲”に注目してご紹介!
初めての方にもわかりやすく、リピーターの方には「あ〜ここね!」とニヤリとしてもらえるように、少しだけ中身をのぞいてみましょう。
きっと、「これは劇場で観てみたい…!」と思っていただけるはずです。

『Overture』―旅の始まり、五感で感じる“郷の記憶”

舞台のタイトルが消え開演の合図が響くと、空気がスッと変わります。
荘厳で幕開けに相応しいオーケストラの音は、観客を一気に作品世界へ引き込みます。舞い散る桜、きらめく深海、波のようにたゆたう布とダンスの幻想的な溶け合い――観る人を作品の世界へ一気に引き込んでくれます。
そして目で見て、耳で聴いて、肌で感じる。舞台全体が“水の記憶”に包まれていきます。
言葉では言い尽くせない美しさが、あなたの心の奥に、静かに火を灯すはずです。

『ふるさと淡路島小唄』―静かな音にのせて、記憶の旅へ

次に流れてくるのは、とても静かで、どこか懐かしいメロディー。
バイオリンの音に導かれてはじまるのが、「ふるさと淡路島小唄」です。
この曲が描いているのは、淡路島の古い歴史と、それを誇りに思って生きた人々の気持ち。
そして、海へ旅立ったひとりの男の“ふるさと”への想い。
心にまっすぐと届くこの歌は、静かに語られる言葉や舞台に広がる情景と合わさり、観る人それぞれの“原風景”をそっと呼び起こしてくれます。

「帆を上げろ!」
この言葉を合図に、太鼓の音が舞台後方から響き始めた瞬間、物語は新たなフェーズへ。港を離れ、波に乗る船の姿が心に浮かぶはずです。

『金毘羅船々』―祭りの躍動と船出の鼓動が舞台を駆け抜ける!

ここでガラッと雰囲気が変わります!
3曲目に始まるのが、実質的なオープニングナンバー、「金毘羅船々」!この曲は、かつて人々が金毘羅参りに出かける道中で口ずさんだとされる民謡のひとつです。
旅の無事と海上安全を祈りながら、船の中で仲間と声をそろえて歌った――そんな時代の情景が、舞台の上で色鮮やかに甦ります。
櫂(オール)を手にしたダンサーたちが次々と登場し、色鮮やかに舞う様子は、まるで“出航の祭り”が始まったかのよう!

軽快なリズムに合わせて、

♪ シュラシュシュシュ――!

というおなじみのフレーズが響けば、客席も思わず体が揺れてしまうはず。

にぎやかさの中に、船乗りたちの願いや祈りも込められたこの曲。
どこか懐かしくて、でもどこか新しい――そんな不思議な高揚感が、舞台いっぱいに広がります。

続きは、劇場で――“郷の響き”があなたを待っています!

『舞い踊る郷の響き』は、ただ物語をなぞるだけの作品ではありません。
音楽と踊りと語りが重なり合って、日本の風景と人々の心をそっと映し出してくれる“体感する舞台”です。
そして、今回ご紹介したのは、まだほんの入り口。
このあとに続く世界には、さらに深い感動と、思わず息をのむ瞬間が待っています。
季節のにおい、土地の記憶、そして時代を越えて受け継がれる想い。
それらが織りなす“郷の響き”を、ぜひ劇場で体験してください!
きっと、あなたの中にも、何かがやさしく響くはずです。

舞い踊る郷の響き~ふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)~

淡路島出身の廻船商人“高田屋嘉兵衛”の旅路を、音楽と舞で辿ります。大分県の「荒城の月」、熊本県の「田原坂」、島根県の「安来節」など日本各地の民謡を、ラテン、ジャズなど現代風にアレンジ。まるで万博のように、日本の伝統の音楽が一堂に集結!日本の魅力を再発見するレビューショーをお楽しみください。

【出演】

坂元健児
石坂光/ 池野千夏 / 音月さつき
金森なつみ/山根千緒里 /原萌々花
長岡美地留/ 中川ひかる/吉田梨乃
田野清香/榮なつき

【演奏】

上田秀一郎・五十嵐広大(太鼓)
喜連麻衣(ヴァイオリン)
佐藤碧美(フルート)

【スタッフ】

脚本・演出・振付 謝珠栄
音楽:韓子揚、小澤時史
舞台美術:中辻一平
照明プラン:竹内哲郎(株式会社ハートス)
音響プラン:本村実
衣装:根木伸介(衣装屋オテンテン)
太鼓作調:上田秀一郎

【日程】

各回14時00分 開演(13時30分 開場)
※約60分予定

チケットご予約・ご購入

一般    4,000円
小中高   2,000円


icanca会員の方、各種クーポンをお持ちの方は以下よりご予約ください。

 

青海波 お得なランチセット

■和食・青の舎

公演(通常4,000円)+青の舎御膳(6,500円)
 ⇒セットプラン 9,500円
  ※食事代・公演チケット代を含む

 ご予約は<こちら
 青の舎の予約サイトTable Checkにジャンプします

■古酒の舎

1日10食限定コラボメニュー!期間中しか味わえないプレミアム体験 古酒の舎さわちランチ
「舞い踊る郷の響き」公演期間中のみ提供されるこの特別ランチは、1日10食限定の貴重なメニュー。各地の民謡を楽しむショーとともに、ここでしか味わえない特別な掛け合わせ料理を、楽しむことができます。
食と舞台が一体となるこの企画は、日本の伝統文化をより深く体感できる試みでもあります。郷土料理の歴史や背景を知ることで、ただの食事ではなく、その地域の文化や物語を味わうきっかけになれば幸いです。

舞い踊る郷の響き〜ふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)〜
コラボメニュー 古酒の舎さわちランチ

・真鯛のりゅうきゅう (淡路島×大分郷土料理)
・明石たこのぶたあえ (兵庫×熊本郷土料理)
・さぬきのめざめの焼き浸し (香川)
・かつおの塩たたき (高知)
・赤てん (島根)
・塩丸いかと伏見甘長とうがらしの和え物(長野×京都)
・笹団子 (新潟)
・べったら漬け (東京)
ご飯・スープ付き

提供期間:2025年3月22日~2025年5月6日
価格:2,000円(税込)
提供場所:古酒の舎(青海波施設内)
ご予約は<こちら

 

会場・アクセス

青海波 劇場 波乗亭(なみのりてい)

〒656-1723 兵庫県淡路市野島大川70
TEL:0799-70-9020

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[お車]神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICより約10分、北淡ICより約15分
【ご注意】駐車場が込み合う可能性がございます。お時間には十分余裕を持ってお越しくださいませ。臨時駐車場については<こちら

[高速バス]神姫バス・北淡路西海岸ライン「野島大川(青海波前)」にて下車、徒歩3分
      (各線三ノ宮駅より約55分、JR舞子駅より約25分)
[高速船]各線明石駅から淡路ジェノバライン乗船、岩屋港のりばよりシャトルバスで約20分

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