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初めてでも楽しめる!“和のショー”ってこんなに面白い!
ミュージカルや伝統芸能って、ちょっと敷居が高そう…と思っていませんか?
でも心配いりません!淡路島で2025年7月26日より上演される劇場波乗亭オリジナルショー『舞い踊る郷の響きーふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)ー』は、
わかりやすくて、楽しくて、ちょっと感動できる、初心者にぴったりの舞台です。
公演ページは《こちら》
前回の春公演では関東、西日本の民謡を中心にお届けしましたが、今回は、高田屋嘉平が活躍した北海道をはじめとする秋田などの北日本の民謡が新たに追加された公演となっております!
日本の民謡を現代風にアレンジして、歌・ダンス・楽器・衣装のすべてで“魅せる”この舞台。
今回は中でも特に盛り上がる、北日本の三曲「キレキレ秋田音頭」「津軽じょんがら節」「ソーラン節」をご紹介します!
キレキレ秋田音頭:庶民のユーモアと風景が息づく民謡
歴史と背景
「キレキレ秋田音頭」は江戸時代から秋田の町人の間で親しまれてきた、日本の“笑い”と“風土”が詰まった民謡です。
もともとは商家や遊郭、祭りなどで唄われていたもので、「ハイハイ」という掛け声や、独特の“七七七五調”の節回しが特徴。
歌詞には、「八森ハタハタ」や「大館曲げわっぱ」など秋田名物がユーモラスにちりばめられ、
地域の自慢や暮らしぶりがにじみ出ています。
音楽的特徴
- 軽やかなリズムで、三味線や太鼓といった民謡楽器が主役
- 節回しがわかりやすく、誰でもすぐ真似できる親しみやすさ
- 都会文化の“粋”と、田舎の“人情”が融合した温かい雰囲気

八森ハタハタ

大館曲まげわっぱ
津軽じょんがら節:厳しい自然と孤独のなかから生まれた“即興芸術”
歴史と背景
「津軽じょんがら節」は、青森県の津軽地方で農民や流しの三味線弾きたちが生み出した、魂の民謡。
貧困と過酷な寒さに晒された土地で、人々の心を慰めるように演奏されていました。
“じょんがら”の由来は諸説ありますが、アイヌ語由来説や地名由来説もあり、ルーツの深さが伺えます。
昭和期以降は、高橋竹山らによる即興的で技巧的な演奏で「芸術民謡」としても高く評価されました。
音楽的特徴
- 最大の特徴は、即興性と自由なリズム感
- 特に三味線演奏では、激しくうねる旋律やテンポの揺れが聴く人の心をつかむ
- 言葉少なに、楽器の音だけで感情を伝える力がある

津軽三味線
ソーラン節:漁師たちの命をつなぐ“労働のうた”がエネルギーに変わる
歴史と背景
「ソーラン節」は、北海道の日本海側で盛んだったニシン漁の作業唄から発展した民謡です。
元々は、漁の際に仲間との呼吸を合わせたり、士気を高めたりするために歌われていました。
「ヤーレン ソーラン ソーラン」という掛け声は、波の音に負けないように力強く響きます。
昭和以降、学校教育や地域イベントなどでも盛んに踊られ、“よさこいソーラン”としても有名になりました。
音楽的特徴
- うねるような低音の旋律と、掛け声のリズム感が印象的
- 力強い太鼓や鳴り物が曲に厚みを与え、聞くというより“感じる”曲
- 踊りと一体化することで完成する、動きと音が融合した民謡

ソーラン踊り
知ればもっと楽しめる!“民謡の奥深さ”を体験しよう
これら3曲はただの「昔の歌」ではなく、
それぞれの土地に生きた人々の生活、感情、文化がそのまま音になったものです。
- キレキレ秋田音頭:日常に笑いを添える庶民の唄
- 津軽じょんがら節:過酷な土地で魂を込めた音楽
- ソーラン節:自然と闘う力を仲間で分かち合う唄
劇場波乗亭オリジナルショー『舞い踊る郷の響き-ふるさと Neo Japonism-』では、これらの民謡をただ“再現する”だけでなく、
音楽・ダンス・衣装・照明すべてで現代的に再構築し、まったく新しいエンターテインメントに昇華しています。
■舞い踊る郷の響きーふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)ー
日本各地の民謡を、踊りと歌に太鼓・篠笛・ヴァイオリンの生演奏でドラマティックに再構成。
『舞い踊る郷の響きーふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)ー』は、観るだけでなく“感じる”“心揺さぶられる”ドラマティックショーです。
この夏からはメインボーカルを実力派ミュージカル俳優の近藤真行、坂元健児によるWキャストにてお送りします。春公演の演目に加え、キレキレ秋田音頭や津軽じょんがら節、ソーラン節なども登場!ついに、高田屋嘉兵衛の足跡は北海道へ!音と舞で巡るふるさとの旅、2025年7月26日より開幕します。
公演ページは《こちら》

出演


出演
・メインボーカル
近藤真行(Wキャスト・7月26日~8月24日)
坂元 健児(Wキャスト・8月29日~9月15日)
石坂光
池野千夏
・ダンサー
音月さつき
金森なつみ
山根千緒里
原萌々花
長岡美地留
中川ひかる
吉田梨乃
田野清香
榮なつき
・楽器
上田秀一郎(太鼓Wキャスト・7月26日~8月12日、8月29日~9月15日)
五十嵐広大(太鼓Wキャスト・8月13日~8月24日)
喜連麻衣(ヴァイオリン)
佐藤碧美(フルート)
スタッフ
脚本・演出・振付:謝珠栄
音楽:韓子揚、小澤時史
舞台美術:中辻一平
照明プラン:竹内哲郎(株式会社ハートス)
音響プラン:本村実
衣装:根木伸介(衣装屋オテンテン)
衣装協力:権世和歌子 ザワツカ アンナ
太鼓作調:上田秀一郎
舞台監督:小栗鉄矢
演出部:田原駿
照明オペ:中川仁美 尾田侑希奈 松原蒼馬
音響オペ:南萌子 湯逸捷
映像:竹山千賀
制作:森口舞 小栗稜 斎藤夏奈 源六朋樹
日程

チケットご予約・ご購入
【指定席】※
一般 4,000円
【自由席】
一般 4,000円 / 小中高 2,000円
親子席 5,000円(一般1➕高校生以下1)
6/30までの早期ご予約で 自由席 500円OFF
※指定席について
お好きなお席を選んでご購入いただけます。開場待ち列に並ぶ必要が無く便利です。
注:中央ブロックの最後列は指定席券でご購入の方のみご着席いただけます。
注:【指定席】券には割引適用はできません。
【自由席】
icanca会員の方、各種クーポンをお持ちの方は以下よりご予約ください。
青海波レストラン ランチセットプラン
■和食・青の舎
公演(通常4,000円)+青の舎御膳(6,800円)
⇒セットプラン 9,500円
※食事代・公演チケット代を含む

■洋食・海の舎
①公演(通常4,000円)+欧風浪漫コース(6,500円)
⇒セットプラン 9,500円
※食事代・公演チケット代を含む

会場・アクセス
青海波 劇場 波乗亭(なみのりてい)
〒656-1723 兵庫県淡路市野島大川70
TEL:0799-70-9020


[お車]神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICより約10分、北淡ICより約15分
【ご注意】駐車場が込み合う可能性がございます。お時間には十分余裕を持ってお越しくださいませ。臨時駐車場については<こちら>
[高速バス]神姫バス・北淡路西海岸ライン「野島大川(青海波前)」にて下車、徒歩3分
(各線三ノ宮駅より約55分、JR舞子駅より約25分)
[高速船]各線明石駅から淡路ジェノバライン乗船、岩屋港のりばよりシャトルバスで約20分



