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波乗亭
2025.04.12

【淡路島】舞踊る郷の響き お稽古レポート⑤〜朧月夜、さくらさくら〜

淡路島で3月22日より待望の和物ショー「舞い踊る郷の響き~ふるさと Neo Japonism(ネオ・ジャポニズム)~」が開幕します。全国の民謡が万国博覧会のように次々と現れる劇場波乗亭のオリジナルショー。お稽古の現場からレポート第五弾〜朧月夜、さくらさくら編〜をお送りします。

日本の春を象徴する二つの名曲、「朧月夜」と「さくらさくら」。どちらも長年にわたって愛され続けてきた楽曲ですが、今回の公演では、新たなアレンジを加え、これまでにない形で生まれ変わります。

「朧月夜」はK-POPアレンジによるモダンな仕上がりで、幻想的でありながらリズミカルな新しい世界を創り出します。「さくらさくら」は、壮大なオーケストレーションと出演者全員による迫力あるコーラスが見どころとなり、日本の春の美しさをより深く感じさせる演出となっています。

「舞踊る郷の響き〜ふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)〜」公演HPは〈こちら

「朧月夜」— 日本の田園風景を彩る春の詩

歴史的背景

「朧月夜(おぼろづきよ)」は、1914年(大正3年)に発表された文部省唱歌の一つで、高野辰之が作詞、岡野貞一が作曲を手掛けました。この歌は、日本の田園風景を描いたもので、春の宵にぼんやりと浮かぶ月や、菜の花畑の風景が美しく表現されています。この曲は、郷愁を誘う旋律情景を描く美しい歌詞によって、多くの日本人の心に深く刻まれています。

今回のアレンジ

今回の公演では、「朧月夜」にK-POPアレンジを施し、幻想的な世界観を新たな形で表現します。K-POP特有のリズミカルなビートと、繊細で洗練されたハーモニーが融合し、現代的なアプローチによって「朧月夜」が生まれ変わります。

このアレンジでは、柔らかく漂う旋律にエレクトロニックな要素を取り入れ、伝統的な日本の風景をモダンなサウンドで表現。K-POPの特徴であるダイナミックなリズムと洗練されたコーラスワークが加わることで、楽曲に新しい息吹を吹き込みます。春の夜の幻想的な情景が、視覚と聴覚の両方で楽しめる演出となっています。

「さくらさくら」— 日本の春を象徴する美しい旋律

歴史的背景

「さくらさくら」は、日本の春を象徴する楽曲で、その起源は江戸時代末期に遡るとされています。もともとは琴の練習曲として作られ、明治時代以降、唱歌として広く親しまれるようになりました。

この曲の特徴は、旋律の流れるような美しさ桜の花が舞い散る情景を描写する優雅な構成です。単純ながらも印象的なメロディーは、日本の自然の美しさと、桜が持つ儚さを見事に表現しています。

今回のアレンジ

本公演では、「さくらさくら」を豊かなオーケストレーション出演者全員による迫力あるコーラスで壮大に演出します。オーケストラの壮麗な響きが楽曲の持つ日本の美をより際立たせ、スケールの大きな音楽体験を提供します。

また、出演者全員が加わる大合唱は、桜の花びらが舞うような壮大で感動的な音の広がりを生み出し、日本の春の情景をダイナミックに表現。繊細でありながらも力強いハーモニーが響き渡り、聴衆を圧倒するステージとなることでしょう。

舞い踊る郷の響き~ふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)~

淡路島出身の廻船商人“高田屋嘉兵衛”の旅路を、音楽と舞で辿ります。大分県の「荒城の月」、熊本県の「田原坂」、島根県の「安来節」など日本各地の民謡を、ラテン、ジャズなど現代風にアレンジ。まるで万博のように、日本の伝統の音楽が一堂に集結!日本の魅力を再発見するレビューショーをお楽しみください。

【出演】

坂元健児
石坂光/ 池野千夏 / 音月さつき
金森なつみ/山根千緒里 /原萌々花
長岡美地留/ 中川ひかる/吉田梨乃
田野清香/榮なつき

【演奏】

上田秀一郎・五十嵐広大(太鼓)
喜連麻衣(ヴァイオリン)
佐藤碧美(フルート)

【スタッフ】

脚本・演出・振付 謝珠栄
音楽:韓子揚、小澤時史
舞台美術:中辻一平
照明プラン:竹内哲郎(株式会社ハートス)
音響プラン:本村実
衣装:根木伸介(衣装屋オテンテン)
太鼓作調:上田秀一郎

【日程】

各回14時00分 開演(13時30分 開場)
※約60分予定

チケットご予約・ご購入

一般    4,000円
小中高   2,000円


icanca会員の方、各種クーポンをお持ちの方は以下よりご予約ください。

 

青海波 お得なランチセット

■和食・青の舎

公演(通常4,000円)+青の舎御膳(6,500円)
 ⇒セットプラン 9,500円
  ※食事代・公演チケット代を含む

 ご予約は<こちら
 青の舎の予約サイトTable Checkにジャンプします

■古酒の舎

1日10食限定コラボメニュー!期間中しか味わえないプレミアム体験 古酒の舎さわちランチ
「舞い踊る郷の響き」公演期間中のみ提供されるこの特別ランチは、1日10食限定の貴重なメニュー。各地の民謡を楽しむショーとともに、ここでしか味わえない特別な掛け合わせ料理を、楽しむことができます。
食と舞台が一体となるこの企画は、日本の伝統文化をより深く体感できる試みでもあります。郷土料理の歴史や背景を知ることで、ただの食事ではなく、その地域の文化や物語を味わうきっかけになれば幸いです。

舞い踊る郷の響き〜ふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)〜
コラボメニュー 古酒の舎さわちランチ

・真鯛のりゅうきゅう (淡路島×大分郷土料理)
・明石たこのぶたあえ (兵庫×熊本郷土料理)
・さぬきのめざめの焼き浸し (香川)
・かつおの塩たたき (高知)
・赤てん (島根)
・塩丸いかと伏見甘長とうがらしの和え物(長野×京都)
・笹団子 (新潟)
・べったら漬け (東京)
ご飯・スープ付き

提供期間:2025年3月22日~2025年5月6日
価格:2,000円(税込)
提供場所:古酒の舎(青海波施設内)
ご予約は<こちら

 

会場・アクセス

青海波 劇場 波乗亭(なみのりてい)

〒656-1723 兵庫県淡路市野島大川70
TEL:0799-70-9020

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[お車]神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICより約10分、北淡ICより約15分
【ご注意】駐車場が込み合う可能性がございます。お時間には十分余裕を持ってお越しくださいませ。臨時駐車場については<こちら

[高速バス]神姫バス・北淡路西海岸ライン「野島大川(青海波前)」にて下車、徒歩3分
      (各線三ノ宮駅より約55分、JR舞子駅より約25分)
[高速船]各線明石駅から淡路ジェノバライン乗船、岩屋港のりばよりシャトルバスで約20分

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