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波乗亭
2025.05.04

踊り、調べ、感じて、届ける――金森なつみが挑む『舞い踊る郷の響き』の深化

「一瞬でも“舞台と客席がひとつになる瞬間”を届けたい」
そんな想いで、『舞い踊る郷の響き―ふるさと Neo Japonism―』に挑むダンサー・金森なつみさん。
実際に金比羅宮の石段を登り、阿波踊りを現地で観て、動きの中に宿る“土地の空気”を身体に刻みながら、ひとつひとつの振付と向き合っています。
和物でありながらK-POPも飛び出す、驚きに満ちたこの舞台で、“日本の美しさ”を伝えるという強い覚悟を語ってくださいました。

  • この作品ならではの特徴や見どころを教えてください。

この作品の見どころを一言でまとめると、やはり『日本の美しさ』だと思います!
日本各地の民謡を、日本の最初に出来た島と言われる淡路島から発信できる事、とても光栄に感じてます!!

  • 役作りで特に意識したこと、こだわったポイントは

先日、香川の金比羅宮を実際に登りました。実際にはこんなに大変なんだ!とぜぇはぁ…
その思いを胸にあのシーンをさせて頂いてます笑
また、徳島の阿波踊りも実際に生で拝見しました。本当に素晴らしい!!!1歩1歩にその地域の空気、伝統、そして全員が阿波踊りが好きだ!という気持ちをひしひしと感じました。
1つひとつの心が揃う事で動きが揃う。全体を作る緊張感に美しさを感じました。
その思いを胸に、荒城の月に挑んでおります。
個々で個性を出す曲、全体で1つの絵を作りだす曲、曲によって踊り分けられるよう、日々精進しています!

  • 歌・ダンス・芝居で特に苦労したことは?

朧月夜です。今まで謝先生の振付を7年ほど踊らせて頂きましたが、ピース✌️が出てくる振付は初めてでした!笑
KーPOPアレンジで振り付けを頂き、『カワイイ』とは?!なぜKーPOPアイドルはあんなにかわいいのか?と1日3時間ほど、ひたすらLIVE動画を研究しました。
こだわりは、角度と表情です!!
稽古中、とにかく首の角度を付けると『変』『こわい!』と言われいた私。
果たして『カワイイ』に到達できたのか…?!是非本番を見て、その目でお確かめください!!

  • 舞台上で大切にしていることは?

『心がひとつになる瞬間』
舞台と客席がひとつになる舞台がとても好きです。なので、舞台と客席という壁を無くすという事を大切にしています。
イマーシブという言葉が流行ってますが、舞台は言わば、常にその世界へ没入できるイマーシブだなと!!!
一瞬でもそう感じて頂けたら嬉しいです。
また、この作品で改めて、日本の良さ、美しさを感じたので、皆様にもそう感じてもらえる一瞬があると嬉しいです。

  • どんな気持ちで劇場を後にしてほしいですか?

この公演を見終わった後、『実際にその土地へ行きたい!』と思って貰えたら勝ちだと思ってます!
あの一瞬じゃ足りないなーと、思ってもらえるくらい印象に残れるよう、一つ一つの曲を大切に届けていきたいです。

<番外編> 淡路島について

  • 淡路島の魅力、お気に入りの場所を教えて下さい。

『淡路ワールドパークONOKORO』
こちらにはなんと、高田屋嘉兵衛が乗っていた『北前船』の、実際の大きさのジオラマがあるんです!!この公演を観た後に、是非見てみてください♪

『淡路ワールドパークONOKORO』の公式HPは《こちら

「観たあと、その土地に行きたくなる公演にしたい」
金森さんが願うのは、舞台が“旅のはじまり”になること。
実際に歩いた道、感じた空気、ひと振りごとに込められた想いを、客席までしっかり届けようとしています。
あの一瞬では足りない――そう感じた方は、ぜひ「淡路ワールドパークONOKORO」で北前船を見に行ってみてください。舞台と現実が、きっと地続きになります。

舞い踊る郷の響き~ふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)~

淡路島出身の廻船商人“高田屋嘉兵衛”の旅路を、音楽と舞で辿ります。大分県の「荒城の月」、熊本県の「田原坂」、島根県の「安来節」など日本各地の民謡を、ラテン、ジャズなど現代風にアレンジ。まるで万博のように、日本の伝統の音楽が一堂に集結!日本の魅力を再発見するレビューショーをお楽しみください。

【出演】

坂元健児
石坂光/ 池野千夏 / 音月さつき
金森なつみ/山根千緒里 /原萌々花
長岡美地留/ 中川ひかる/吉田梨乃
田野清香/榮なつき

【演奏】

上田秀一郎・五十嵐広大(太鼓)
喜連麻衣(ヴァイオリン)
佐藤碧美(フルート)

【スタッフ】

脚本・演出・振付 謝珠栄
音楽:韓子揚、小澤時史
舞台美術:中辻一平
照明プラン:竹内哲郎(株式会社ハートス)
音響プラン:本村実
衣装:根木伸介(衣装屋オテンテン)
太鼓作調:上田秀一郎

【日程】

各回14時00分 開演(13時30分 開場)
※約60分予定

チケットご予約・ご購入

一般    4,000円
小中高   2,000円


icanca会員の方、各種クーポンをお持ちの方は以下よりご予約ください。

 

青海波 お得なランチセット

■和食・青の舎

公演(通常4,000円)+青の舎御膳(6,500円)
 ⇒セットプラン 9,500円
  ※食事代・公演チケット代を含む

 ご予約は<こちら
 青の舎の予約サイトTable Checkにジャンプします

■洋食・海の舎

公演(通常4,000円)+欧風浪漫コース(6,500円)
 ⇒セットプラン 9,500円
  ※食事代・公演チケット代を含む

 ご予約は<こちら
 海の舎の予約サイトTable Checkにジャンプします

■古酒の舎

1日10食限定コラボメニュー!期間中しか味わえないプレミアム体験 古酒の舎さわちランチ
「舞い踊る郷の響き」公演期間中のみ提供されるこの特別ランチは、1日10食限定の貴重なメニュー。各地の民謡を楽しむショーとともに、ここでしか味わえない特別な掛け合わせ料理を、楽しむことができます。
食と舞台が一体となるこの企画は、日本の伝統文化をより深く体感できる試みでもあります。郷土料理の歴史や背景を知ることで、ただの食事ではなく、その地域の文化や物語を味わうきっかけになれば幸いです。

舞い踊る郷の響き〜ふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)〜
コラボメニュー 古酒の舎さわちランチ

・真鯛のりゅうきゅう (淡路島×大分郷土料理)
・明石たこのぶたあえ (兵庫×熊本郷土料理)
・さぬきのめざめの焼き浸し (香川)
・かつおの塩たたき (高知)
・赤てん (島根)
・塩丸いかと伏見甘長とうがらしの和え物(長野×京都)
・笹団子 (新潟)
・べったら漬け (東京)
ご飯・スープ付き

提供期間:2025年3月22日~2025年5月6日
価格:2,000円(税込)
提供場所:古酒の舎(青海波施設内)
ご予約は<こちら

 

会場・アクセス

青海波 劇場 波乗亭(なみのりてい)

〒656-1723 兵庫県淡路市野島大川70
TEL:0799-70-9020

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[お車]神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICより約10分、北淡ICより約15分
【ご注意】駐車場が込み合う可能性がございます。お時間には十分余裕を持ってお越しくださいませ。臨時駐車場については<こちら

[高速バス]神姫バス・北淡路西海岸ライン「野島大川(青海波前)」にて下車、徒歩3分
      (各線三ノ宮駅より約55分、JR舞子駅より約25分)
[高速船]各線明石駅から淡路ジェノバライン乗船、岩屋港のりばよりシャトルバスで約20分

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