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波乗亭
2025.04.24

舞い踊る郷の響き、その空気を纏って――ダンサー、音月さつきが魅せる、多彩な瞬間の連なり

“和物のショー”という言葉からは想像できない、ラテン、K-POP、ジャズ…多国籍な音楽と映像演出に彩られた舞台『舞い踊る郷の響き―ふるさと Neo Japonism―』。
その中で、音月さつきさんは日々変わる舞台上の空気を繊細に感じ取りながら、表情・踊り方・語り口まで柔軟に変化させ、客席との一体感を大切に演じています。
アドリブ、照明、衣装、そして淡路島の美味しい野菜まで――舞台と日常と、忙しく行き来する中で、舞台にどのように向き合っているかに迫りました。

  • 初めの音楽や台本を受け取った時の印象は?

”和物のショー”と聞いたときのイメージを良い意味で裏切ってくれる、とても充実感のある公演です。JAZZやラテン、K-POPなど本当に多国籍。この曲でそんなアレンジができるんだ!?と驚きの連続で、ワクワクしながら歌稽古に臨んだのを覚えています。

  • 今回取り組む中で意識したり苦労した点などありましたか?

曲によって雰囲気がガラッと変わるので、音楽や振付、衣装の力を借りながら、表情や踊り方で変化をつけられるように意識しています。
難しい、とはまたちょっとちがいますが、「竹田の子守唄」後のMCでは毎回アドリブでのやり取りがあるので、今日の坂元さんはどう来るかな、、とドキドキしつつ、舞台上でのやり取りを楽しんでいます。

  • お稽古中のエピソードなどあれば教えてください

舞台稽古が始まり、セットや照明、映像などが加わり本番に少しずつ近くなっていく様子にいつも気持ちが昂ります。謝先生のイメージを直接的に感じられるので、パフォーマンスの仕方にも変化が生じ、さらに一歩踏み込めるきっかけになるんです。
今回は裏動線がなく、出ハケや衣装の置き場所なども考えながらステージングが進んでいったので、いつも以上に頭を使いながらリハーサルをし、疲労困憊の日々でした。

  • 舞台に立つ上で意識していることはありますか?

舞台に立つときはいつも、その場の空気を感じながらパフォーマンスするように心がけています。何かを大きく変える、という訳ではないんですが、舞台上も客席もその日によって雰囲気がちがうので、その空気感に寄り添ってみたり、もっと勢いを出そうと鼓舞してみたり。自己満足だけのパフォーマンスにならないよう意識しています。

  • これから観るお客様に一言!!

日本の奥ゆかしさや懐かしさも残しながら、多様にアレンジされた曲が次々と繰り広げられ、楽しく切なくあたたかい、そんな公演です!母国なのに日本のことをまだまだ知らないんだなぁと気づき、日本各地を旅行したい気持ちが沸々しております。
国生みの島・淡路島で日本の良さを改めて感じてみませんか?ぜひ、お待ちしております!

番外編ー淡路島についてー

  • おすすめの場所を教えてください!!

波乗亭から車で5分ほどの場所にある、のじまスコーラ。そこにあるカフェレストランのランチタイムがお気に入りです♪
パスタやオムライス、カレーなどのメインメニューも美味しいのですが、おすすめポイントはサラダバーです!リハーサルが続くと不規則な食生活になりがちなので、時間を見つけてお野菜補給をしに行きます。淡路の甘い玉ねぎもたくさん食べられるし、お土産でも売っているオニオンスープも飲み放題。体も心も幸せな時間です。

音月さんが語る「楽しくて、切なくて、あたたかい」舞台。
観れば、日本の奥ゆかしさと、知らなかった多様な側面が、まるで旅をしているように感じられるはずです。
演出に彩られた瞬間ごとの“空気”を、ぜひ劇場で体感してください。
そして観劇後は、のじまスコーラで淡路の野菜と玉ねぎたっぷりのスープを味わいながら、その余韻にひたってみてはいかがでしょうか?

舞い踊る郷の響き~ふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)~

淡路島出身の廻船商人“高田屋嘉兵衛”の旅路を、音楽と舞で辿ります。大分県の「荒城の月」、熊本県の「田原坂」、島根県の「安来節」など日本各地の民謡を、ラテン、ジャズなど現代風にアレンジ。まるで万博のように、日本の伝統の音楽が一堂に集結!日本の魅力を再発見するレビューショーをお楽しみください。

【出演】

坂元健児
石坂光/ 池野千夏 / 音月さつき
金森なつみ/山根千緒里 /原萌々花
長岡美地留/ 中川ひかる/吉田梨乃
田野清香/榮なつき

【演奏】

上田秀一郎・五十嵐広大(太鼓)
喜連麻衣(ヴァイオリン)
佐藤碧美(フルート)

【スタッフ】

脚本・演出・振付 謝珠栄
音楽:韓子揚、小澤時史
舞台美術:中辻一平
照明プラン:竹内哲郎(株式会社ハートス)
音響プラン:本村実
衣装:根木伸介(衣装屋オテンテン)
太鼓作調:上田秀一郎

【日程】

各回14時00分 開演(13時30分 開場)
※約60分予定

チケットご予約・ご購入

一般    4,000円
小中高   2,000円


icanca会員の方、各種クーポンをお持ちの方は以下よりご予約ください。

 

青海波 お得なランチセット

■和食・青の舎

公演(通常4,000円)+青の舎御膳(6,500円)
 ⇒セットプラン 9,500円
  ※食事代・公演チケット代を含む

 ご予約は<こちら
 青の舎の予約サイトTable Checkにジャンプします

■古酒の舎

1日10食限定コラボメニュー!期間中しか味わえないプレミアム体験 古酒の舎さわちランチ
「舞い踊る郷の響き」公演期間中のみ提供されるこの特別ランチは、1日10食限定の貴重なメニュー。各地の民謡を楽しむショーとともに、ここでしか味わえない特別な掛け合わせ料理を、楽しむことができます。
食と舞台が一体となるこの企画は、日本の伝統文化をより深く体感できる試みでもあります。郷土料理の歴史や背景を知ることで、ただの食事ではなく、その地域の文化や物語を味わうきっかけになれば幸いです。

舞い踊る郷の響き〜ふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)〜
コラボメニュー 古酒の舎さわちランチ

・真鯛のりゅうきゅう (淡路島×大分郷土料理)
・明石たこのぶたあえ (兵庫×熊本郷土料理)
・さぬきのめざめの焼き浸し (香川)
・かつおの塩たたき (高知)
・赤てん (島根)
・塩丸いかと伏見甘長とうがらしの和え物(長野×京都)
・笹団子 (新潟)
・べったら漬け (東京)
ご飯・スープ付き

提供期間:2025年3月22日~2025年5月6日
価格:2,000円(税込)
提供場所:古酒の舎(青海波施設内)
ご予約は<こちら

 

会場・アクセス

青海波 劇場 波乗亭(なみのりてい)

〒656-1723 兵庫県淡路市野島大川70
TEL:0799-70-9020

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[お車]神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICより約10分、北淡ICより約15分
【ご注意】駐車場が込み合う可能性がございます。お時間には十分余裕を持ってお越しくださいませ。臨時駐車場については<こちら

[高速バス]神姫バス・北淡路西海岸ライン「野島大川(青海波前)」にて下車、徒歩3分
      (各線三ノ宮駅より約55分、JR舞子駅より約25分)
[高速船]各線明石駅から淡路ジェノバライン乗船、岩屋港のりばよりシャトルバスで約20分

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