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舞台に立てば明るくパワフルなパフォーマンスで観客を魅了するキャスト陣。しかしその裏では、難解な楽譜との格闘や、締め太鼓を叩きながらの歌、時には共演者との“喧嘩寸前”の真剣なやりとりがあったといいます。『舞い踊る郷の響き ―ふるさと Neo Japonism(ネオ・ジャポニズム)―』出演者に、舞台への挑戦、そして淡路島での日々についてお話を伺いました。今回紹介するのは、ボーカルの池野千夏さん。金毘羅船々やおてもやんなど、コミカルでパワフルな歌声を聴かせる彼女の、作品への取り組みを聞きました!
- 脚本や音楽を最初に読んだ・聴いたときの印象は?
最初に楽譜や台詞を見た時、ひぃーーー!難しいーーー!なんじゃこりゃーーー!!!と思ったのが第一印象です!
いつもと違う音符の羅列で、パッと見ただけでは分からない、リズムや言葉の言い回しに苦戦しました。とにかく、まずは言葉の意味を調べるところからでした。
調べていくうちに『そんな意味だったのか!』と発見が山程あり、楽しかったです。
また、原曲とは違う、ユニークなアレンジが特徴です!気付けば口ずさんでしまう、そんなメロディをお楽しみください。

- 役作りで特に意識したこと、こだわったポイントは?
役作りといいますか、私が担当させて頂く曲は、明るくて楽しいものが多く、謝先生から見た私は、そんなイメージなのか!と思い、私の持っているエネルギーを爆発させる勢いでやるように心掛けてます!
難しかったのは、安来節です。歌い回しも然、何よりも脳トレのような銭太鼓に大変苦戦しました。今では、すごく楽しいです!

- リハーサル中に印象に残っているエピソードは?(共演者との関係やエピソードなども)
歌・ダンス・芝居よりも、実は締め太鼓に初挑戦でして。しかも、歌いながら叩くという…!
それはそれは、家の底が抜そうになるくらい稽古しました笑
ヴォーカルの石坂光さんと、リズムや叩き方など意見を言い合い、ほぼ喧嘩になりながら…笑
たくさん稽古しました!おかげさまで今では仲良しです!!

- 公演中のルーティンやゲン担ぎはありますか?
ゲン担ぎで言うと、ダンスシューズや本番用の靴、今回だと足袋を左から履くようにしてます。
ずっと前からなのですが、なぜか左から履いた方が上手くいくような気がするからです。

- どんな気持ちで劇場を後にしてほしいですか?これから観る方に一言お願いします!
この作品を観て生きる活力になったな!明日からも頑張ろう!良いエネルギーをもらった!そんな風に思って頂けるよう、毎公演全身全霊で取り組んでいます!
日本の古き良き伝統芸能を、新たにアレンジし、変身した最高のステージです。
歌詞の意味や曲の背景をお調べ頂きますと、より楽しめるかと思います!

<番外編> 淡路島について
劇場波乗亭はどんな劇場ですか?
劇場波乗亭は、お客様との距離が近いので、より細かいお芝居や仕草が観て頂けます。俳優達のこだわりが詰まった、一つ一つの動作や呼吸、空気感を肌で感じてもらえる劇場です。

淡路島のお気に入りのレストランとメニューを教えて下さい。(こだわりポイントなど)
おすすめのレストランは『クラシック洋食レストラン 海の舎』です。
毎週金曜日に開催されております『ミュージカル&オペラナイト』はコース料理を食べながら観劇出来るという贅沢な時間を過ごせます。
舞い踊るメンバーの中からも出演しておりますので、ぜひ!(私も出演しております笑)

海の舎 オペラナイトの情報は〈こちら〉
舞台の裏には、予想を超える試練と、それを乗り越えようとする情熱がありました。観客の皆さんに「元気が出た!」「また明日から頑張ろう」と思ってもらえるよう、全身全霊で届けられるステージ。ぜひ足を運び、古き良き日本の民謡が現代のエンタメとしてよみがえるその瞬間を、劇場波乗亭で体感してください。
池野千夏
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン エンターテイナー出身。
ミュージカルショーのやフラッシュモブに出演。また、音楽劇「赤毛のアン」や
佐渡裕プロディースオペラ「ヘンゼルとグレーテル」にも出演。
淡路島内では、Hello Kitty show box JAZZ band showや、海の舎ミュージカル&オペラナイト、波乗亭でのショーに出演。
大阪国際音楽コンクール声楽部門ミュージカルコース第3位。
第59回SMASH CABARET 優勝。
東京国際管弦声楽コンクールミュージカル部門プロフェッショナル
第2位。
Shine Musical Studio ・Shineヴォーカル教室 講師
舞い踊る郷の響き~ふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)~
淡路島出身の廻船商人“高田屋嘉兵衛”の旅路を、音楽と舞で辿ります。大分県の「荒城の月」、熊本県の「田原坂」、島根県の「安来節」など日本各地の民謡を、ラテン、ジャズなど現代風にアレンジ。まるで万博のように、日本の伝統の音楽が一堂に集結!日本の魅力を再発見するレビューショーをお楽しみください。
【出演】
坂元健児
石坂光/ 池野千夏 / 音月さつき
金森なつみ/山根千緒里 /原萌々花
長岡美地留/ 中川ひかる/吉田梨乃
田野清香/榮なつき
【演奏】
上田秀一郎・五十嵐広大(太鼓)
喜連麻衣(ヴァイオリン)
佐藤碧美(フルート)
【スタッフ】
脚本・演出・振付 謝珠栄
音楽:韓子揚、小澤時史
舞台美術:中辻一平
照明プラン:竹内哲郎(株式会社ハートス)
音響プラン:本村実
衣装:根木伸介(衣装屋オテンテン)
太鼓作調:上田秀一郎
【日程】
各回14時00分 開演(13時30分 開場)
※約60分予定

チケットご予約・ご購入
Adults: 4,000 yen
Elementary, middle and high school students: 2,000 yen



icanca会員の方、各種クーポンをお持ちの方は以下よりご予約ください。


青海波 お得なランチセット
■和食・青の舎
公演(通常4,000円)+青の舎御膳(6,500円)
⇒セットプラン 9,500円
※食事代・公演チケット代を含む
ご予約は<こちら>
青の舎の予約サイトTable Checkにジャンプします

■古酒の舎
1日10食限定コラボメニュー!期間中しか味わえないプレミアム体験 古酒の舎さわちランチ
「舞い踊る郷の響き」公演期間中のみ提供されるこの特別ランチは、1日10食限定の貴重なメニュー。各地の民謡を楽しむショーとともに、ここでしか味わえない特別な掛け合わせ料理を、楽しむことができます。
食と舞台が一体となるこの企画は、日本の伝統文化をより深く体感できる試みでもあります。郷土料理の歴史や背景を知ることで、ただの食事ではなく、その地域の文化や物語を味わうきっかけになれば幸いです。
舞い踊る郷の響き〜ふるさとNeo Japonism(ネオ・ジャポニズム)〜
コラボメニュー 古酒の舎さわちランチ
・真鯛のりゅうきゅう (淡路島×大分郷土料理)
・明石たこのぶたあえ (兵庫×熊本郷土料理)
・さぬきのめざめの焼き浸し (香川)
・かつおの塩たたき (高知)
・赤てん (島根)
・塩丸いかと伏見甘長とうがらしの和え物(長野×京都)
・笹団子 (新潟)
・べったら漬け (東京)
ご飯・スープ付き
提供期間:2025年3月22日~2025年5月6日
価格:2,000円(税込)
提供場所:古酒の舎(青海波施設内)
ご予約は<こちら>

会場・アクセス
青海波 劇場 波乗亭(なみのりてい)
〒656-1723 兵庫県淡路市野島大川70
TEL:0799-70-9020


[お車]神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICより約10分、北淡ICより約15分
【ご注意】駐車場が込み合う可能性がございます。お時間には十分余裕を持ってお越しくださいませ。臨時駐車場については<こちら>
[高速バス]神姫バス・北淡路西海岸ライン「野島大川(青海波前)」にて下車、徒歩3分
(各線三ノ宮駅より約55分、JR舞子駅より約25分)
[高速船]各線明石駅から淡路ジェノバライン乗船、岩屋港のりばよりシャトルバスで約20分
